月のプレゼント




それから、僕は夜の公園で彼女と会うようになった。
他愛もない会話ばかりだった。
僕の話を聞いて微笑ってくれるだけで幸せだった。
この時間が永遠に続いてほしい。
でも、彼女はいつも30分もしないで公園を後にする。