「どした?」


何か、圭くんの口調がやさしくて調子狂うなぁ…。


「圭くん、ごめんね!」


あたしはとりあえず謝った。


「何で謝んの?」

「あたし、圭くんとのこと全然覚えてなくて…あたしたち、保育園一緒だったんでしょ?」


あたしは圭くんにアルバムを渡した。