ごめんね、圭くん…。

あたし、全然覚えてなくて。

あたしたち、仲良かったんだね。

どうしてあたしは、忘れてるんだろうね…。



ホントにごめんね…。





あたしはアルバムを手にしたまま、いつの間にか勝手に体が動いていた。