関西弁の人、驚いた顔しちゃってるし。 えと…、何か、言わなきゃ。 「あ、君じゃなくて青空。 君を嫌いになるほど君の事、よく知らない…。」 本当のことだ。 名前とか性別しか、知らない。 「…青空、嫌いなんや。」 少し、ドキッとする。 そして思わず、嫌いな眩しい青空を見上げる。 「嫌いだ。 いや、嫌いなのかすら… でも、俺には資格がないんだ。」 関西弁の人は、不思議そうに顔を歪めている。 「青空を、好きになる資格…。」 あぁ… ないんだ。 俺には。 俺には…。 心が少し、痛む。