どうせ明日という日は来て、君と一緒にいるんだって思っていた。 嬉しいときはふたりで笑い合って。 悲しいときは一緒に泣いて。 泣きたいときも、辛いときも、苦しいときも……。 ふたりならどんな壁でも乗り越えていける。 だって今までだってそうだった。 そうしてきたから今の私達がいる。 根拠のない小さな自信。 嵐はすぐそこまで迫ってきていたというのに。