「学校めんどくせー」 「ほら準備しなきゃ遅刻するよー!」 涼介を無理矢理ベッドから下ろして洗面所へ連れていくひかる。 その間俺は涼介の鞄に荷物を詰めよう………… ……コイツ、置き勉してやがる… 通りで教科書が一冊もないわけだ(笑) 「まったく…(笑)」 代わりに俺はぐちゃぐちゃの制服にアイロンをかけはじめた。