「でもさ、絵美も同じ状況じゃねーの?」
「ん?」
「ここにいるって、どうやって知ったのかは知らねーけど、部屋まではわかんねーんじゃね?」
「そうだな。」
「出てくるまで待つか?」
「待ってて、中で何かあったらどーすんだよ!」
「まあ、焦るなよ。」
「焦るさ!目の前まで来ているのに、史佳を守りたいのに、守れなかったら…。」
「おい、高橋。泣いてんのか?」
「ボクはずっと史佳を守ってきたんだ。ずっとボクは史佳の味方でいるって決めたんだ。でもそうじゃなかった。ずっと史佳がボクの味方だったんだ。大切な存在なんだ。なのに…。」
「ん?」
「ここにいるって、どうやって知ったのかは知らねーけど、部屋まではわかんねーんじゃね?」
「そうだな。」
「出てくるまで待つか?」
「待ってて、中で何かあったらどーすんだよ!」
「まあ、焦るなよ。」
「焦るさ!目の前まで来ているのに、史佳を守りたいのに、守れなかったら…。」
「おい、高橋。泣いてんのか?」
「ボクはずっと史佳を守ってきたんだ。ずっとボクは史佳の味方でいるって決めたんだ。でもそうじゃなかった。ずっと史佳がボクの味方だったんだ。大切な存在なんだ。なのに…。」

