女性。


女性。


このボクが?


冗談だろ?


しかし鏡でボクを見て、

再びショックを受けた。


映っていたのは、

まぎれもなく、

女性らしくなったボクだった。




これがボクにとって、

大きな事件と言ってもいい。

初めてボクが女性だと、

知らされた時だった。