智志と出会ったのは16の時だった。
今から4年も前。
野球部員だった智志を、マネージャーだった私の友達が紹介したのが始まりだった。
ボールを真っ直ぐ見つめる瞳。
土だらけの汚い格好でも、カッコイイと思えた……
『智志ッ やめ…ッ』
私を何だと思っているのか。
智志は私をベッドに俯せに押さえ付け、欲望のままに攻めた。
※ラブドールか何かと勘違いしてんじゃないの、こいつ。
(※ダッチワイフの一種で男性の性的欲求を満たすための等身大の女性の人形)
『智志…ッ!!』
智志の重みで腰が。
目茶苦茶に擦(ス)られアソコが。
頼んでも止めてくれない智志に胸が。
すごく……痛かった…
『声……我慢すんなよ。 聞かせてやるんだろ…?』
私、そんなの望んでない。
願ってないよ。
『智志…早く……』
早く終わらせてくれ。
『マジ悪かったってー』
全てを終えた後、智志は苦笑しながら謝った。
謝ればいいってもんじゃないでしょ。
『次やったら別れるからね!』
智志の鼻を摘み、そう釘をさす。
多分、智志の中に「反省」という文字は無い。
きっとまた同じ事をするだろう。
そう思いつつも許してしまう自分と、悪びれなく笑う智志に呆れハァーと溜め息が出る。
《〜♪〜♪》
と突然、智志の携帯が鳴った。
なんかよくわかんない歌。
私って明るい曲が好きなんだけど、智志の着うたはいつも暗い曲。
失恋しちゃう曲とか、恋人が死んじゃう曲とか。
こいつ、恋愛楽しむ気ある?
なーんて思っちゃう。
『悪い綾香。 ちょいと用事出来たから俺帰るな!』
…は?
帰るだと!?
『智志、何しに来たの!? 意味解んないんだけどっ!』
さっき来て、人を襲って。
そんで帰るの!?
『だからごめんって! ほら、綾香の好きな酎ハイあるからさ』
ヘコヘコと頭を下げる傍(カタワ)ら帰り支度を進める智志。
…頭下げるなら下げるで、心込めろっつーの!!
今から4年も前。
野球部員だった智志を、マネージャーだった私の友達が紹介したのが始まりだった。
ボールを真っ直ぐ見つめる瞳。
土だらけの汚い格好でも、カッコイイと思えた……
『智志ッ やめ…ッ』
私を何だと思っているのか。
智志は私をベッドに俯せに押さえ付け、欲望のままに攻めた。
※ラブドールか何かと勘違いしてんじゃないの、こいつ。
(※ダッチワイフの一種で男性の性的欲求を満たすための等身大の女性の人形)
『智志…ッ!!』
智志の重みで腰が。
目茶苦茶に擦(ス)られアソコが。
頼んでも止めてくれない智志に胸が。
すごく……痛かった…
『声……我慢すんなよ。 聞かせてやるんだろ…?』
私、そんなの望んでない。
願ってないよ。
『智志…早く……』
早く終わらせてくれ。
『マジ悪かったってー』
全てを終えた後、智志は苦笑しながら謝った。
謝ればいいってもんじゃないでしょ。
『次やったら別れるからね!』
智志の鼻を摘み、そう釘をさす。
多分、智志の中に「反省」という文字は無い。
きっとまた同じ事をするだろう。
そう思いつつも許してしまう自分と、悪びれなく笑う智志に呆れハァーと溜め息が出る。
《〜♪〜♪》
と突然、智志の携帯が鳴った。
なんかよくわかんない歌。
私って明るい曲が好きなんだけど、智志の着うたはいつも暗い曲。
失恋しちゃう曲とか、恋人が死んじゃう曲とか。
こいつ、恋愛楽しむ気ある?
なーんて思っちゃう。
『悪い綾香。 ちょいと用事出来たから俺帰るな!』
…は?
帰るだと!?
『智志、何しに来たの!? 意味解んないんだけどっ!』
さっき来て、人を襲って。
そんで帰るの!?
『だからごめんって! ほら、綾香の好きな酎ハイあるからさ』
ヘコヘコと頭を下げる傍(カタワ)ら帰り支度を進める智志。
…頭下げるなら下げるで、心込めろっつーの!!

