―『……』

30分は机の上に顔を伏せている。

幽霊…。

ほんとに…幽霊なの?

―コンコンッ


…誰?

勇介だったらどうしよ。

ふらふらと立ち上がり、涙を拭ってからドアを開けた。

叔母さんだった。