あたしのことを試すようにちらっと見上げる。 『材料余るから一緒に作る?』 「うんっ!」 姫乃は嬉しそうに隣でなにかを作り始めた。 あたしのお弁当が作り終わる頃、勇介が起きて来た。 「なんか美味い匂い」 「あっ」