僕等の透明な夏


小夏

不覚にも、名前で呼ばれてドキッとしてしまう。

『寝ててもいいよ』

「寝ねぇよ」

そう言って佑人は大きな欠伸をした。

なんだよ…眠いなら寝ればいいのに。

そう思いながらもなんとなく嬉しかった。