僕等の透明な夏


佑人の大きな手は、あたしの手に重なった。

佑人の微かな吐息が耳に降りかかる。

『……っ』

「くすっ、緊張してる?」

『し、してない!自分で出来るっ!』

そう言って佑人の手を振り払った。

「そう?」