僕等の透明な夏


『…そ、それよりさ、何やってたの?』

「素振り」

『素振り…』

「…うん」

佑人はバットを撫でながら、懐かしむような表情をした。

『野球やってるの?』

「うん」

『そうなんだ』

ふと、佑人のユニフォームの文字を読んだ。