僕等の透明な夏


雨は少し弱くなった。

佑人もう家に帰ったかな。

傘をたたみ、小屋の中に入った。
小屋の中でシュッシュッと音がする。

夢と同じ……


―シュッシュッ


『…うわあ』

何もない広い部屋で、佑人が素振りをしていた。

かっこいい…。

「来てくれたんだ」