目の前には夢に出てきた小屋があった。 これ…。 音をたてないよう、そぉっと小屋に近付く。 シュッシュッという、風を切る音は聞こえない。 ―ギシッ… 小屋の中に足を踏み入れた。 ここから先は夢で見ていない。 中には…誰かいるのかな。