僕等の透明な夏


「小夏」

『……なに?』

「クッキーうまかったよ」

『ばかぁっ…』

その瞬間、目の前がぱっと明るくなって金色の粉が降ってきた。

いや、佑人が金色の粉になった。

周りには蝶々が飛んでいた。