僕等の透明な夏


『……うん』

あたしは言われた通り、目を閉じた。

それから間もなく、唇に温かいものが触れた。

佑人……っ。

目を開けると、佑人の体は半分消えていた。

『…や…』

「小夏。
笑って」

『……っ』