結笑と別れて家に帰ってきたあたし
そろそろ寝ようとベッドでゴロゴロしていると
♪~♪~♪
電話が鳴った
今日番号を交換したばかりの
着信:昴
とディスプレイに表示してあった
本当にかかってきた!!
出るか…出ないか…
「もしもし?」
電話に出てしまった
『あっ俺だよ!昴』
「うん…わかるよ」
『今日は…ありがとな』
「別に…本当に電話してきたんだね」
『あぁ~なぁ…今度どっか遊びに行こう』
「うん…」
『じゃぁ、またメールするな』
「はい。おやすみ」
昴からの電話…
この電話あたし出てよかったんだよね
あたしと昴はだんだん距離を縮める事になるきっかけだった
あの電話をでなかったら
恋は始まっていた?
また次の日掛けてくれた?
