「先生。学校・・大丈夫なの?」


そばに居てほしいけど・・・



先生に、迷惑と思われたくない。



「・・おまえら残すわけに行かねえし。」



「あたしたちなら大丈夫だよ。真奈美にはあたしが付いてるし・・。」



「おまえが付いてても何が起こるか分かんねえだろ?」



「大丈夫だってば!先生、忙しいでしょ?戻っていいよ。」



「・・・分かった。駒野・・ちょっと来て。」



「・・・真奈美、ちょっと待っててね。」


真奈美は泣きながら笑顔で頷いた。



その表情さえも見るのが辛い。



あたしは先生に付いていった。



病室の前の椅子に座らさせられた。



先生はあたしの前に立っている。



「何?」