そのひとの後ろには派手でやたらテンションが高い4、5人の男。




こわ……




「すいません。待ってる人いるんで。」




「そんな堅い事言わないでさー♪絶対俺らと居る方が楽しいって。ね?」




そう言ってその男があたしの肩に手をまわし、あたしの頬をなでた。




気持ち悪い……怖い。




「いや、ほんと大丈夫です。暇じゃないんで。」




「……来いつってんだろ」




そういって男はあたしの浴衣の衿を掴んだ。



「ちょ…やめて!!放して!」



「てめぇが来ねえからだろ。来いよ。」




もうやだ………