〝クズ人〝クズ人間をぶっ倒す爽快感が味わえるから″

たまにオエッてなったりすることもあるけど(笑)
僕はまだ17歳だけどそんなもん見る方法なんていくらだってあるんだよ、大人諸君。
僕は、コーラとポテトチップでも食べながらそんな趣味を満喫しているときが、一番楽で疲れない。そして時に、自分の死に方なんかを考えたりして。
そして僕の相方孝一君は?と言うと、小学校の時からくだらないサッカーとかいうスポーツをやっていて、真っ黒に日焼けして汗臭くなりながら白黒のボールを毎日飽きずに追いかけまわしていた。
とにかく単純に僕と孝一は、趣味も好みも全く違う種類の人間だった。だから僕はさっき奇跡に等しいと言ったんだ。方向が同じってだけで、同じ電車に乗って帰るなんて。そして僕らのその行動はやはり、数日で終わりをつげた。
孝一がすぐに自分に合うなかまを見つけそっちに乗り移ったから、そしてもちろんサッカー部に入部した。僕に言わせれば孝一の行動はバカの一つ覚えに過ぎないけれど、とにかく僕はそれ以降友達なんて言うくだらなくて面倒くさいものは作らずにその一年をやり過ごした。
 二年のクラスは一年のクラスよりはましだった。まとまりのないクラスだったから。仲間とか、友達とか、グループ意識みたいな物が低かっおかげで各々が適当に時間のチャイムによって行動しているだった。
 僕は基本的に他人を干渉しないし人にされる筋合いも無いと思っている、だから誰が誰と仲間になろうが、グループを作ろうが、僕にとっては関係のないことだったけど、まとまりのないクラスのほうが楽には楽だった。そうして高二年をやり過ごし、僕は、高校三年になった。