~理由~

美菜「分かると思うけど…振られた。」



あたしはゆっくりと頷く



美菜「あ…あたしを、恋愛対象には…見れないって…」



また、



〔ポタ〕



と雫を落とす。



美菜「だ…だからね、言っちゃったの。」



美由「なんて?」



美菜「じゃあ、梨香はどうなのかって……そしたら…和也、キレちゃって…」



〔ズキンッ〕



美菜の事があたしの事のように



痛みが胸に響いた。