2章、日常

~雪~



悲劇が起こる5日前の話



あの日は…その年始めて



雪が降った日だった…



肌寒い朝。



携帯のアラームで目を覚ます



時計を見ると



5:30



学校が遠めにあるあたしたちにとっては



当たり前の時間だ