それから美菜は夜の10時11時を回っても帰ってこない。



零(母)は何度も携帯に電話をかけているが、全く出ない



あたしは嫌な事が脳裏に浮かんだ



でもその時は、まだ平気だと思った。



なぜかその時だけ美菜の何かを感じ取れたのだ



美菜はちゃんと生きている。