5章、悲劇

~幕開け~



あたしは怒りと悲しみを抑えるために、大好きなアーティストの曲を聴いた。



すると下から



「どこ行くのよ!」



と零(母)の声がした、何があったのかと思い耳をすますと



美菜「別に」



と言って美菜が家を出ていったのが分かった。



あたしはこの時、そこまであたしが嫌!?と怒っていたが



これは………



悲劇の幕開けだった。