その優しい声に導かれ声のする方へ、キュウは翼をゆっくり羽ばたかせて飛び寄って行くと


そこにはいつも笑顔の女神様が姿を現したのである。


キュウ・・何をそんなに悲しんでおるのだ? 私に話してはくれぬか?


そんな優しい言葉の女神様に心を開いたキュウは一部始終を話した。

自分が一人ぼっちの事。人間界の娘の話。キュウの心境。

全てを女神様に話した。



その話を聞いた女神様は心を打たれた。

わかりました。お前がそこまで言うのなら少し時間をやろうではないか。

但し神様の寝の時間です。いつなのかは解りませんがその時間は私が管理している時だから

その時だけ許可を出します。ですがそのこの前では天使という事を言ってはなりませんよ。

これは約束ですよ。

女神様の優しい心遣いでキュウは人間界に降りる事を許されたのです。

人間界に降りれる事になったキュウはとても嬉しそう