君がいるから

あの子の事を考えると夜も眠れないのです。
どうか・・・どうかもう一度だけでもいいので会わせて下さい女神様・・


女神様はこう仰りました。

キュウ、あの日だけと申したはずです。
これ以上はなりません。 天界の者が下界に降りる事は天使の称号なければなりません。

それを守らなければ神様より天使になる資格を永久に剥脱されてしまいます。

キュウ、あなたはそれを解っている筈です。


キュウは俯き瞳を閉じたまま頷きました。