「ねぇ…瞬?」


「なに?風架」




風架と瞬


幼なじみの二人は今風架の家で親の帰りを待っていました。



風架は童話を瞬は少年漫画を読んでる時


風架は突然言いました。





「風架思ったわけよ、赤ずきんちゃんってさ…」


「赤ずきんちゃんって童話の?」


「うん、狼をもっと早くどうにかしてたら…
おばあちゃんも赤ずきんちゃんも食べられずに済んだし

狼も撃たれずに済んだと思わない?」


「…そうかな?」


「そうだよ!絶対絶対そっちの方がハッピーエンドだよ!!」


「…ふぅん」




瞬は風架の言葉を聞くと
また夢見がちな事を…

と漫画に目を戻しました。




んまぁ…次の風架の一言でまた風架に目がいくんだけども






「風架決めた!!過去に飛んで赤ずきんちゃん助けに行くよ!!」


「はぁ!?Σ」