「こんなにしちゃって。
感度良い若菜はこれ以上"イ"かしちゃったらまた寝ちゃうんじゃないの?」

そうかもしれない。

だけど。

「先生の、……が欲しい。
欲しい、の。」

知らなかった。

あたしがソレを求める事になるなんて。

「いいよ。若菜にあげる。」

その瞬間あたしの中に入ってきたソレは、指なんかとは比べ物にならないくらいの質量があって。

「んあっあ!!ァ……。
ふ、ぅ。ーーーーーっ!!
ひャっ。あああァっ。」

目がちかちかする。

「んあっ!?」

これでもかというくらい感じてしまったあたしには、まさか更に続きがあるとは思わなくて。

「やっ。だ、めっ。やァっ。」

「まだ、だよ。
まだ許してあげない。」

「ふぁっ。」

ゆっくりと旋律を刻まれている事に、頭とカラダがついていかない。

「ふァっ。ぅっあ、ンン。」

「若菜。気持ち良くなる事だけ考えて。
他には何も、要らないから。」

「んあァっ。」