一途なカラダ。

慶斗のときは感じなかったソコに与えられる刺激。

あたしは、勝てそうにない。

指がソコに入ってときだった。

「……………っぁ。
ーーーーーーあああああぁっ!」

急に目の前が白くなり、身体がだるく感じた。

「ふ、ぁぁ。はぁ、はぁ。」

「前も思ったけど、若菜って感度良いよね。
どう?始めて"イった"」

「……………え…?」

イ、く?

今…の、が………?

「まぁ、気持ち良かったからイッたんだろうけど。
どうする?
もし本当に若菜が望むなら止めてあげてもいいけど?」

止、める?

それは、この行為をって事……?

ドクン、ドクン、ドクン

このときのあたしには理性なんかなくて。

ただただ、"これ以上のモノが欲しい。"

それだけだった。

「止めないで。」

最後まで。

あたしをこの先へ連れていって――……。