服の上から揉まれただけなのに、あたしは思わず声を出していた。

「まぁ、胸は基本だよね。
とりあえず、服要らない。」

そう言うとすぐに、何の抵抗もさせないままあたしは下着姿にさせられていた。

「ねぇ、ブラの上からでも分かるんだけど。
蕾になっちゃったね。」

「!!!」

こいつはソコ以外に触れ、舌を這わせた。

その度にあたしは声を鳴らす。

自分の意志とは裏腹に。

「じゃあ、最後は……。」

あたしはやっと自分を取り戻せる。

そう思った。

ソコはあたしが感じない場所だったから。

自分を取り戻す。

つもりだった。

「んあぁ!?」

こいつの指はあたしのついさっきまでの考えをいとも簡単に砕いたのだ。

感じないはずの箇所を、一番に感じさせる。

「ふああぁっ!?」

やめて、やめて。

その動きも、あたしのカラダも。