ほのぼの年下君

「憂李ちゃん‥俺のこと頼ってくれないんですか?信じてくれなかったんですか?年下だからですか?」

「ごめんなさい‥‥」

今度は、私がペコッと頭を下げる。

「もういいですよ。」

ギュッ。

「憂李ちゃん‥?」

「分かんないけど、抱き締めたくなった。」



離したくない。
離したくないの。

ふと、腕を見るとたくさんの擦り傷。

あっ‥サッカーの試合頑張ったもんね。