ん? まったく話についていけない…。

「あの~ 話が見えないんですけど…。」

「涙華 行くよ!」

柚歩ちゃんはカバンを持っていってしまった。

「あっ まって!」

私は零蒔さんとお友達に一礼してカフェをでた。

「バイバイ 涙華ちゃーん!!」

お友達は手を振ってくれた。



「柚歩ちゃん!! どうしたのいきなり!
 失礼だよ?」

「いい? 涙華! あいつとは関わっちゃいけないよ!!」

「なんで? いい人っぽいよ?」

「そうかもしれないけど 関わったら涙華が危ないかもしれないんだよ?!

 しかも 涙華、あいつのこと気になってるっぽいし…」

「えっ/// そんなことないよ!!///」

一気に顔が赤くなる。

「たしかに新しい恋しろとは言ったけどあいつは…

 とにかくダメだよ!」

柚歩ちゃん…

「柚歩ちゃん 私零蒔さんのこと気になる。
 危ないってのはいまいち分かんないけど
 あの人を好きになる覚悟できるよ?」

「涙華…」