それから 私は恋愛なんてしなくなった。

どうせ みんな“遊び”なんだから…


―――――――――――
――――――――――――――
―――――――――――――――――
――――――――――――――――――



次の日の放課後

久しぶりに柚歩ちゃんと街に買い物に行った。
服を買ったり、プリクラ撮ったりした。

今はカフェで休憩中。

「涙華 なんであんたは恋愛しないの??」

「えっ? 

 実はね…」

あの事件のことを全部話した。

「つらかったね。
 でも 新しい恋してもいいんじゃない??  
 全部が全部遊びなんて限らないんだから、ね?」

柚歩ちゃんの一言ってなんか私の心を救ってくれる。

「ありがとう、柚歩ちゃん。
 
 新しい恋してみるね!」

「うん! なんかあったらあたしに言いなっ
 相談のるから!!」



カランカラン~♪

なんとなく 開いたドアの方をみると
前助けてくれた彼がいた。

「あっ!」
おもわず 声をだしてた。

すると彼がこっちを見た。