彼と付き合い始めたのは中学2年生の時だった。



彼の名前は野々宮優  私の名前は愛沢美香 
優は島田中学校のモテ男NO1の男の子だ。
それに比べて、私はただの一般市民。 レベルが違う。
彼と仲良くなったのは、中学2年生になったばかりの春
席替えをするときに、偶然、優が隣になったのだ。
優は茶色の髪に目が大きく顔はキリッとしている。
彼は頬を赤らめながらこう言う。

「愛沢さん...だよね!俺、野々宮優!優って呼んで!!」

私は心の中で嘘でしょ?!って思った。
「優ってよんで」って言われて、私も言い返した。


「じゃあ、私の事は、美香ってよんでね。」

私は笑いながら言った。
それから休み時間には、なんとなく話をしていた。