「断わる」



「断る権利あると思ってんのかね、

 このお嬢さんは」



「だが、断わる」



「『だが断わる』じゃねーよ」


とリクは笑いながら、

私の制服のリボンを外そうとするので

身体をねじってリクに蹴りを入れる。