あれから2日が過ぎた。 まー君は再び目を開ける事はなかった。 まー君が最後に生きた証を、書き残したのが、最初で最後の“花子”へのラブレターである。 『はなこへ… おなかのばいきん、いなくなったら ごはんいっぱい、いっぱいたべて はやくおおきくなって、 はなこよりおおきくなるんだ そしたら、はなこおおよめさんにしてやる! それまでまっててね…』 ―完―