「まー君。この写真はまー君のお腹のレントゲンなんだけど。ここに白い影か解るかな?」





「うん!」





「ここにばい菌がいっぱいいるから、まー君のお腹ちょっとだけ切って、ばい菌を取り出さないとならないんだよ!」





医師の説明に、一様納得したらしく、まー君はおとなしく医師の説明を聞いていた。





3日後まー君は三階小児病棟に入院した。





まー君の主治医と担当のスタッフが、まー君に挨拶に来た。





その中に“山田花菜”という看護士がいた。





何故か、まー君は彼女を気に入って?…
彼女を“花子”って呼ぶ様になった。