「まー君。早くおきないと保育園のバス来ちゃうわよ!」




お母さんの声が、いつもの様に家中にこだました。





いつもと変わらぬ朝の風景だった。





ただ一つ違っていたのは、まー君が元気が無い事だった…




「まー君。どうしたの?」




お母さんが聞くと…




「お腹が痛い!」




まー君はそういうと、そこに座り込んだ。