気付けば、目元を擦りながら君は笑っていて。 スローモーションのようにゆっくりと俺から離れていった。 ――これでいい、 これが一番いいんだ、と 自分自身を無理矢理納得させようと溜め込んでいた息を一気に吐く。 何もなくなった 掌をみつめれば、 からっぽな俺が見えた。 何が、したい? ――俺はどう、したいんだろう...