月・影

「俺だってお前を死なせたくないんだ。」




光はそう言うと、星に抱きついた。




星は光を突き放した。




「…馬鹿!! 私は…私は……ヴァンパイアなのよ?」



星の顔には涙が流れていた。




「そんなこと、俺が知るか!!」




「!?」




「お前がヴァンパイアなんてのは俺がお前のことを好きなのとは関係ない。」




光は星を抱き寄せると、星の唇にキスをした。