月・影

そして、二人は光を助けるために月の世界に来た。




「それで…丈。これからどうするの?」




「さぁな。でも、考える必要はないみたいだぜ。」




丈は地平線の彼方を指差した。




砂煙が上がっている。




「どうやらお出迎えのようだ。」




蓮はその砂煙の正体に気付くと、恐怖で足がすくんだのかその場に膝をついた。



「ヴ…ヴァンパイア!!」




「蓮!! お前は下がってていい。これくらいの相手なら俺一人で十分だ。」