月・影

「お願いだから、今は俺の言うことを聞いてくれ。お前が危険なめに遭う事を考えると死ぬより辛いんだ…。」



「丈…。もしかして…。」




蓮の顔が赤くなる。




「それ以上先は…言うな。」



再び二人の間に重い沈黙が流れた。




「丈…。でも、私…。」




「あぁ、分かった。もうお前を説得しても無駄みたいだ。お前を月に連れていく。でも、無茶だけは絶対にするなよ。」




「う…うん。」




蓮は静かに頷いた。