坂道を下ったところを右に曲がればすぐにボクの家。


勢いよく右に曲がる。


「!!!!!!」


ボクの目の前には、
でっかいトラック。

慌ててブレーキを握ってもスピードがおちない。


こうなったら足で止めてやる!!


そう思った時、
莉沙ちゃんの笑顔が浮かんだ。


そんな場合じゃないのは分かってるけど。