空にかかる幸せの虹




ギィィ‥と扉がゆっくり開いて


真っ赤な絨毯がよく映える。


少し緊張 私の心臓


そろりそろりと君へと向かう。


神様の前で待ってる君は


キラキラ光を浴びながら、


その愛しい笑顔を
私に向ける。






すっ‥と差し出す左手に


「よろしくな」ってうつむきながら


ずびずびしてる
お父さん。






いままで、ありがとうございました。


私は名字が変わるけど、


ずっとずっと
ずーっとずっと


お父さんの子だからね?








ゴーン‥ゴーン‥