ざわざわざわざわ
懐かしい。


キャーキャーキャーキャー思い出話。


ご飯もたんまり
美味しくて。


余興もとても楽しくて。


そんな時間はすぐに終わり。


お日様はもう
おやすみなさい。


お月様、
こんばんは。


ガヤガヤガヤガヤ
帰路へつく。


てくてくてくてく
私も帰る。


君の姿を探したけれど、


こんなに人がいっぱいじゃ‥


見つけられない。


そうだよね‥。







キラキラ光る星の数


ひとーつ、ふたーつ数えてみる。


ぴゅーっと吹いた
冬の風。


おしゃれな指先
凍えそう。






「もう帰るの?」


その声に


私の心臓ドキンと
跳ねる。




何で君はいつもこう


突然うしろからなのかなぁ。