ドキドキドキドキドキドキと


だんだん速くなるこのココロ。


期待と不安と楽しさが


いっぱいいっぱい詰まってた。


「入っておいで」と呼ぶ声で


てくてく入ったその教室。


みんなが見てるその前で


自己紹介を済ませた私。


「席はあそこ」
と指された先に


手招きしていた君がいた。







カタンと席につく私。


「こんにちは」と君の声。


「こんにちは」と私の声。


それが君との初めての


短い短い会話でした。