次の日の朝、私とさちは何だか恥ずかしいねぇ。といいながらまた泣いた。チョコレートを渡す勇気がなかった自分に腹が立ったし、嫌いになりかけたんだけどさちが待っててくれたお陰で、一緒に泣いてくれたおかげで、また頑張ろうって気持ちになれたよ!ありがとう。そういって私はさちに頭を下げた。そしたらさちはまた泣いてしまった。自分だってたくさんたくさん助けてもらったよ。。そういってくれた。ますます仲良しになった私達は、この二つの恋を最後まで頑張る事を誓った。バレンタインにチョコレートを渡せたさちにはホワイトデーというとてもまちどうしい日がある。その日が来るのを私もさちも緊張と不安でいっぱいになりながら待った。相手は先生。いい返事が返ってくる確率は低い事はわかっていて、本当に祈るような気持ちだった。当日の放課後、さちは先生に呼び出され、体育倉庫へ。。私はドキドキしながら正門の前に立っていた。しばらくすると、体育館の方からさちが泣きながら走ってきて、私に抱きつきながらワンワン泣いた。私は何も聞けずにただただ一緒に泣いてしまった。。