『夕星!おい!』

【なに~】

あたしは眠い目をこすりながら横で机をバンバンはたいてる森野を睨んだ。

『もお一限おわったよ』
【あそ】

あたしはまた机に顔を机に伏せた。

『寝んな禿!あのね!転校生くるよ!』

【は!!?聞いてね~ぞ!】

『だっから禿って言われんだよ!しかも明日!女!』

【だいたい禿てね~し!少なくてもお前よりはフッサフッサだ!】

『いまそんなこと言ってる場合じゃね~だろ!可愛いらしいぞ!大沢が惚れたらどーすんだよ!』

【……禿てね-し】

あたしはまた机に顔を伏せた。



ーあたしには…ひろ先輩がいんだし、、